巨匠スティーブン・スピルバーグ監督のもとで、メリル・ストリープとトム・ハンクスという2大オスカー俳優が初共演を果たした社会派ドラマ。ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年、政府がひた隠す真実を明らかにすべく奔走した人物たちの姿を描いた。リチャード・ニクソン大統領政権下の71年、ベトナム戦争を分析・記録した国防省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在をニューヨーク・タイムズがスクープし、政府の欺瞞が明らかにされる。ライバル紙でもあるワシントン・ポスト紙は、亡き夫に代わり発行人・社主に就任していた女性キャサリン・グラハムのもと、編集主幹のベン・ブラッドリーらが文書の入手に奔走。なんとか文書を手に入れることに成功するが、ニクソン政権は記事を書いたニューヨーク・タイムズの差し止めを要求。新たに記事を掲載すれば、ワシントン・ポストも同じ目にあうことが危惧された。記事の掲載を巡り会社の経営陣とブラッドリーら記者たちの意見は対立し、キャサリンは経営か報道の自由かの間で難しい判断を迫られる。第90回アカデミー賞で作品賞と主演女優賞にノミネートされた。(映画.com 抜粋)

2017年製作/116分/G/アメリカ 原題:The Post

DVD 発売日:2019年4月10日(再発売)  お求めは こちら で!!

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fat mustache

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書件のコメント

  1. […]  ようやく『記者たち 衝撃と畏怖の真実』が『記者たち』と名前を縮めてDVDリリースされることになった。実は、『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』に抱き続けた気持ちを二つの映画の比較のなかで書き記したいと願っていたので、遅ればせながら、昨年前半に話題を集めたペンタゴン・ペーパーズは監督がスピルバーグで、超大物俳優のメリル・ストリープ、トム・ハンクスの共演となると、批評家たちはこぞって絶賛し、政府の陰湿な圧力に屈することなく正義を貫いたワシントン・ポストの姿勢に感動しているのだろう。 […]

    拭い去れない違和感 | DVDで観る映画たち

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