パリ郊外の移民スラムに住む三人の青年の、運命の一日を生々しくスリリングに描き、フランス現代社会の抱える矛盾を暴き出す衝撃的なドラマ。監督・脚本は『天使が隣で眠る夜』に出演したマチュー・カソヴィッツ。製作は『青いパパイアの香り』のクリストフ・ロシニョン。いわゆる撮影クレジットはなく、照明をピエール・アイム、カメラ操作をジョルジュ・ディアーヌ、また冒頭の暴動場面のビデオカメラ撮影はカソヴィッツ自身が担当。美術はジョゼッペ・ポンテューロ。録音は総監督がヴァンサン・テュリ、整音がドミニク・ダマルソ、編集がカソヴィッツとスコット・スティーヴンソン。主演の三人組に名優ジャン=ピエール・カッセルの息子ヴァンサン・カッセル、『愛と戦火の大地』のユベール・クンデ、サイード・タグマウイ。またパリで三人に返り討ちにあうスキンヘッド役でカソヴィッツ自身が顔を見せる。1995年カンヌ映画祭監督賞受賞。(映画.com 抜粋)

1995年製作/95分/フランス 原題:La haine

DVD を探すのは相当、難しそうです。

著者

fat mustache

憎しみ Comment

  1. […]  とてつもない映画にめぐり逢ったものだ!と感じてしまった。ニューズウィークのコラムで大場正明氏はフランス映画の『憎しみ』との類似性に触れておられたが、このDVD を探すのは至難の業。どうにもならない黒人と白人のギャップをより鮮明に感じるのなら、『ヘイト・ユー・ギブ』がお薦め。伝説的ラッパーである2パックの使った THUG LIFE のフレーズを取っている。青春ものにしているので軽く観られるが、深刻な問題を提起する快作。是非、ご覧おきを……。 […]

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