『歓待』『ほとりの朔子』などで世界的注目を集める深田晃司監督が浅野忠信主演でメガホンをとり、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した人間ドラマ。下町で小さな金属加工工場を営みながら平穏な暮らしを送っていた夫婦とその娘の前に、夫の昔の知人である前科者の男が現われる。奇妙な共同生活を送りはじめる彼らだったが、やがて男は残酷な爪痕を残して姿を消す。8年後、夫婦は皮肉な巡り合わせから男の消息をつかむ。しかし、そのことによって夫婦が互いに心の奥底に抱えてきた秘密があぶり出されていく。静かな狂気を秘める主人公を浅野が熱演し、彼の存在に翻弄される夫婦を『希望の国』『アキレスと亀』の筒井真理子と『マイ・バック・ページ』の古舘寛治がそれぞれ演じた。(映画.com 抜粋)

製作年 2016年     製作国 日本・フランス合作     上映時間 119分

DVD 発売日:2017年5月3日  お求めは こちら で!!

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fat mustache

淵に立つ Comment

  1. […]   主人公の精一杯の復讐も、結局は不発に終わる。失った物の大きさに絶望しても不思議ではない有様に観る側が呆然と立ちすくむことになる。観終わった時のこの感覚、まさしく深田監督の前作『淵に立つ』で抱いた、あの何とも言えない重苦しさが蘇ってきました。 […]

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